○概要
東日本大震災以前は屈指の米どころ、良食味のコシヒカリ産地として知られていた福島県。
県オリジナル品種『天のつぶ』はデビュー当初の震災に振り回される形で当初の計画通りの思うような普及には至らず、飼料用米としての栽培に回されるなど不遇が続いています。(ただし年々食味は向上していると言われ、平成29年度産からは県開発の専用肥料を使用、さらなる食味向上に期待がかかるとのこと)
しかし平成29年度現在、残念ながら原発事故の影響もあり、「福島県産米」での単品販売は非常に厳しい状況です。無論、蛇足ながら福島県産米は放射性物質の全袋検査を行っており、科学的な安全性には何ら問題がありません(これが安全でないというならば、この世に安全なものなど何一つありません)。
そのような良食味・高品質であるが、風評面で家庭用の販売が厳しい福島県産米は業務用のブレンド米としての買取りが大部分を占めるそうです(山形県産はえぬきと似たような構図ですが、片や知名度不足、片や原発による風評被害、やるせません。)
平成29年度には福島30号が『里山のつぶ』としてデビューします。
平坦部を担う『天のつぶ』に対して、こちらは中山間地をカバーする予定。
さらに高級路線品種として『福笑い』(販売名「福、笑い」)もデビュー。
県オリジナル品種『天のつぶ』はデビュー当初の震災に振り回される形で当初の計画通りの思うような普及には至らず、飼料用米としての栽培に回されるなど不遇が続いています。(ただし年々食味は向上していると言われ、平成29年度産からは県開発の専用肥料を使用、さらなる食味向上に期待がかかるとのこと)
しかし平成29年度現在、残念ながら原発事故の影響もあり、「福島県産米」での単品販売は非常に厳しい状況です。無論、蛇足ながら福島県産米は放射性物質の全袋検査を行っており、科学的な安全性には何ら問題がありません(これが安全でないというならば、この世に安全なものなど何一つありません)。
そのような良食味・高品質であるが、風評面で家庭用の販売が厳しい福島県産米は業務用のブレンド米としての買取りが大部分を占めるそうです(山形県産はえぬきと似たような構図ですが、片や知名度不足、片や原発による風評被害、やるせません。)
平成29年度には福島30号が『里山のつぶ』としてデビューします。
平坦部を担う『天のつぶ』に対して、こちらは中山間地をカバーする予定。
さらに高級路線品種として『福笑い』(販売名「福、笑い」)もデビュー。
元々素晴らしい米どころ、復興を心から願います。
○食味ランキング成績
作付1位、2位の『コシヒカリ』『ひとめぼれ』が会津産を中心に特Aを獲得している。
県オリジナル品種の『天のつぶ』は震災の影響もあってか、特A獲得には至っていない。
○作付・生産上位3種(R元)
3位『天のつぶ』
7,700ha
43,300t
○オリジナル品種
○銘柄一覧(R3)
粳米 | 糯米 | 酒造好適米 |
---|---|---|
コシヒカリ | こがねもち | 京の華1号 |
ひとめぼれ | ヒメノモチ | 五百万石 |
あきたこまち | 朝紫 | 華吹雪 |
あきだわら | あぶくまもち | 福乃香 |
笑みの絆 | 美山錦 | |
LGCソフト | 山田錦 | |
大粒ダイヤ | 夢の香 | |
おきにいり | ||
五百川 | ||
さいこううち | ||
ササニシキ | ||
里山のつぶ | ||
たかねみのり | ||
ちほみのり | ||
チヨニシキ | ||
つきあかり | ||
つくばSD1号 | ||
つくばSD2号 | ||
天のつぶ | ||
はえぬき | ||
ふくのさち | ||
福笑い | ||
ほむすめ舞 | ||
まいひめ | ||
瑞穂黄金 | ||
みつひかり | ||
みどり豊 | ||
ミルキークイーン | ||
ミルキープリンセス | ||
ゆうだい21 | ||
夢ごこち | ||
ゆめさやか |
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