石川県の稲作・品種銘柄・食味ランキング情報

○概要


北部の能登半島がA評価地区、手取川を水源とする加賀平野が平成28年度から産地評価細分化によりB評価地区となりましたが、地域の実力自体には変動はありません。
主力は食味ランキングでも時折特Aを獲得している『コシヒカリ』に、石川県オリジナル品種の『石川43号(ゆめみづほ)』がそれに続きます。
さらに石川県は平成29年より新品種『石川65号(ひゃくまん穀)』を推進中。『コシヒカリ』以上の収量・耐病性ながら同等の品質を持つ『石川65号(ひゃくまん穀)』は農家の収益アップに期待されています。

ところで近年稲品種への命名に変な癖のある石川県。
平成28年度現在県作付け面積二位のオリジナル品種『石川43号』、そして新品種『石川65号』共に地方系統名をそのまま品種名に登録。
一般に知られている「ゆめみづほ」「ひゃくまん穀」は商標登録名及び産地品種銘柄であり、品種名ではありません。
普通は名称決定後に品種名を変更するものだと思うのですが、何がしたいのか石川県。
(ちなみに石川26号『ほほほの穂』はちゃんと品種名変わってますが…?)

○食味ランキング成績

平成3年のコシヒカリ特A獲得以来、特A獲得無しの状態が続きましたが、平成24年度以降、徐々に『コシヒカリ』の特A評価獲得年が増えています。

○作付・生産上位3種(R元)

1位『コシヒカリ』
14,400ha
76,700t
2位『石川43号(ゆめみづほ)』
4,400ha
23,200t

3位『石川65号(ひゃくまん穀)』
1,100ha
5,800t




○オリジナル(関連)品種




○銘柄一覧(R3)

粳米糯米酒造好適米
コシヒカリ石川糯24号五百万石
ゆめみづほカグラモチ石川酒68号
あきたこまち白山もち石川門
あきだわら新大正糯北陸12号
笑みの絆峰の雪もち山田錦
コシヒカリ環1号
五百川
春陽
つきあかり
とよめき
どんとこい
にこまる
日本晴
農林21号
能登ひかり
ハナエチゼン
花キラリ
ひとめぼれ
ひゃくまん穀
ほほほの穂
ほむすめ舞
みつひかり
ミルキークイーン
ゆうだい21
夢ごこち

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