新潟県の稲作・品種銘柄・食味ランキング情報

○概要

言わずとも知れた『コシヒカリ』の随一の産地、そして日本随一の米どころです。
銘柄数は全国でも類を見ないとんでもない数。
平成29年度現在、他県の新ブランド米の影響か下がり気味なものの、県全体として『コシヒカリ』相対取引価格は日本最高値を誇ります。

県オリジナルの早生品種『こしいぶき』、中生品種の『コシヒカリ』、そして平成29年度からは県オリジナル晩生品種の『新之助』の三品種が県の主軸になっています。
「魚沼産コシヒカリ」、特に南魚沼産は評価が高く、高級ブランド路線を目指す全国の米の目標となっています。
ちなみに、平成17年度から新潟県産の『コシヒカリ』は『コシヒカリBL(IL)』に全面切り替えが行われています。

全国で栽培されている酒造好適米『五百万石』も新潟で育成されました。平成になってからは大吟醸酒用の『越淡麗』の育種も行われました。

こちらもまた全国で栽培されている糯米『こがねもち』も新潟県で育成されました。同じく新潟県オリジナル糯米『わたぼうし』とともに銘柄指定中です。

○食味ランキング成績

魚沼産『コシヒカリ』が食味ランキングで平成元年から連続して特A評価を受け続けています。(ただし正確には平成17年度から『コシヒカリ』から『コシヒカリIL』に代わっています。)
他新潟県内の他産地でも『コシヒカリ』の特A評価が非常に多く、県全体で『コシヒカリ』の食味が高いことがうかがえます。
新潟県オリジナル品種の『こしいぶき』は特A評価獲得には至っていません。

○作付・生産上位3種(R元)

1位『コシヒカリ』(※配布種子は『コシヒカリ新潟BL』に全面切り替え)
68,800ha
372,800t

2位『こしいぶき』
18,200ha
98,400t

3位『ゆきん子舞』
4,100ha
22,000t



○オリジナル品種




〇新潟酒72号『越淡麗』


〇北陸酒206号『越神楽』



中新糯40号『こがねもち』※宮城県銘柄名『みやこがねもち』
 一部着色画
 ラフ設定画

〇新潟糯31号『わたぼうし』
 ラフ設定画




○銘柄一覧(R3)

粳米糯米酒造好適米
こしいぶきこがねもち五百万石
コシヒカリわたぼうし一本〆
ゆきん子舞紫宝菊水
あきたこまち新潟糯95号越神楽
あきだわらゆきみのり越淡麗
いのちの壱 たかね錦
えみのあき 八反錦2号
笑みの絆 北陸12号
縁結び 山田錦
亀の蔵 楽風舞
華麗舞
キヌヒカリ
恋初めし
越路早生
越のかおり
五百川
春陽
新之助
千秋楽
ちほみのり
つきあかり
つくばSD1号
つくばSD2号
トドロキワセ
どんとこい
和みリゾット
なごりゆき
にじのきらめき
農林1号
はえぬき
はたはったん
葉月みのり
ヒカリ新世紀
ひとめぼれ
みずほの輝き
みつひかり
ミルキークイーン
やまだわら
ゆきの精

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